【書籍】『刀語 第八話 微刀・釵』読破
「西尾維新」著、『刀語』シリーズ第八作目【微刀・釵(ビトウ・カンザシ)】です。
「奇策士・とがめ」と刀を持たない剣士「虚刀流(きょとうりゅう)七代目・鑢七花(やすりしちか)」の国をも動かすと言われる「四季崎記紀(しきざききき)」の【変体刀完成形十二本の蒐集】の旅「第八弾」です。
前作『~第七話 悪刀・鐚(アクトウ・ビタ)』では(真の)《日本最強決定戦》──【大一番】を繰り出してしまった後で、この第八話では「どのような展開/対戦相手が待っているのか」と期待・不安を感じつつ読み始めました。
タイトルから今回の【刀】は「極小の刀」か何かだと思っていたのですが・・・残念ながら今回の【刀の特性】・【対戦相手】は詳しく記載してしまうと未読の方の楽しみが激減してしまうので、ここまで。(まあ、人が住んでいない「壱級災害指定地域」の一つ「不要湖」に住む【四本の刀を操る沈着冷静な敵】とだけ記載しておきます。)
「とがめ」の鋭い【洞察】と(前作と同様に)【奇策】を発動する点が《見所(読み所)》の一つとなっています。(まあ、【奇策】というには少し大袈裟ですが・・・。)
今後に続く一番の《見所(読み所)》は、
■「否定姫」との対面
■「否定姫」──《この世界の理》を知っている事を匂わす言動
■「否定姫」の側近「左右田右衛門左衛門(ソウダ・エモンザエモン)」正体/実力を披露(実力については一端?)
⇒「とがめ」達とは休戦協定締結中の「真庭忍軍」(通称「まにわに」)退治に乗り出す
と「とがめ」のライバル「否定姫」が物語の内容(今後の展開)に大きく勢力を伸ばしてきている点かと思います。
(記:スッタコ小僧)
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