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2008年5月27日 (火)

【書籍】『闇の守り人(もりびと)』読破

 「上橋菜穂子」著、絵「二木真希子」さんの【女用心棒・短槍使い「バルサ】を主人公とした『精霊の守り人』に続く【ファンタジー小説】第2弾です。
前作と同様に古本屋で手に入れた読み手に大人を意識して漢字を増やした軽装版を読みました。

 大人の読者は『精霊の守り人』より『闇の守り人』の方を「一番好きだ」との記載が「あとがき」にあります・・・納得です。

 タイトルの【闇】という言葉から連想されるように全体の雰囲気は一環して【暗め】です・・・「バルサ」には《暗い地の底》における乗り越えなければいけない《辛い戦い》が待っています。
けれどもそれを乗り越えて、最後に明かされる故郷「カンバル」の【大いなる秘密】・・・《人の思い》について読了後に余韻を残す作品となっています。

 ちょっとずつ読むつもりが、止まらなくなり一気に読み進めてしまいました。(ボリュームが適度で良かったです。でなければ寝不足になっていた所です。)

 汚名を着せられ死んだ養父「ジグロ」の汚名を晴らすため故郷「カンバル」へ戻った「バルサ」。
汚名を晴らすといっても敵(かたき)である「ログサム王」は既に死去しており、「ジグロ」のかつての周りの人へ真実を伝える・真実の姿を知ってもらう程度が目的だったのですが・・・。

 「ログサム王」の【陰謀】は根が深く、【陰謀】と【幼い「バルサ」を護って闘った「ジグロ」の行い】が・・・「カンバル」存亡を賭けた《未曾有の危機》を招く事に。

 「カンバル」の大地の謎・・・土地が豊かでない「カンバル」の民を救う二十年に一度、採れる高価な宝石「ルイシャ(青光石)」
 「ルイシャ」をもたらす《山の王》と槍の達人《闇の守り人》「ヒョウル」の【正体】とは・・・

 魅力的な【謎】とまたしても【逃亡劇】を絡めつつ、緊迫した展開が続く内容となっています。(初め、「バルサ」を除いた前作の登場人物が出てこないのが少し残念に感じていましたが、読み進めるとそんな事は忘れてさせてくれます。)

 《闇の守り人》・・・不吉な響きですが、その正体は・・・まさに【守り人】。

(記:スッタコ小僧)

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