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2008年4月22日 (火)

【書籍】『毒草師(どくそうし)』読破

 「高田崇史」著、最近の『QED』シリーズで何気に目立った存在となってきた自称【毒草師】・「御名形史紋」を《名探偵》というか《冷探(冷淡)偵》に据えた【推理小説】です。

「白い」コート・「黒い」上下の服・「赤い」手袋と見た目からも【奇抜な】人物・・・その「毒草≒薬草」の知識を武器に隣人の雑誌記者の担当する事件へと巻き込まれます。(好んで事件の渦中へ行くわけではなく、人の話も聞かない身勝手な性格に描かれていますが・・・意外と「おせっかい」な点が災いし。)

さて、本作の感想です。
どうしても【本家(?】『QED』シリーズと比較してしまいますが・・・

■『QED』シリーズで披露された《小知識》のダイジェスト・簡易版・または序章の披露版
⇒まあ「在原業平」・・・『伊勢物語』の【謎】に焦点を当てていますが、上記が結構な比率を占め、気になりました。

■【密室からの消失】・【ダイイングメッセージ】を扱っていますが、あまり期待しないように。
⇒本著者の楽しみは《歴史的な謎・・・表に知られいるのとは別の側面の知識》を得られる事なので、こちらは「しょうがない?」。

その他【一つ目の鬼】(目撃談)などの怪異が織り交ぜ、事件の根幹にも一役買っているのですが・・・

 最近、【消失】を扱った作品に触れる事が多いです。
 また、類似の【謎】(【原因】/【動機】に起因する事象)を扱ったモノにぶつかってしまう事も。

かなり昔に読んだ作品でもその内容が当時の私に強烈な印象を与えていると記憶に残っているものです。

・・・ちょっと本作は【新鮮味】がなかったかなあ。
また、思ったより<「御名形史紋」の「毒草」知識が活躍しなかった>と言うより、あまりに専門的すぎて・・・「ふ~ん、そんなモノが」で終わってしまった点が<今後『毒草師』シリーズは続けていけるのか>との不安を感じさせました。

(記:スッタコ小僧)

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