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2008年3月16日 (日)

【書籍】『八月は一夜限りの心霊探偵』再読

 「霧舎巧」著、『私立霧舎学園ミステリ白書』シリーズ第五弾です。
シリーズをご存知の方またはタイトルから容易に推察できますが、四月・五月・・・と毎月発生する事件に巻き込まれた【運命(探偵+パートナー)】のカップルが織りなす【推理劇】です。

 「十月」(の巻)を読んだ後、登場人物および過去の話を忘れていた事から【再読】に踏み切ったのですが、やっと「八月」まで到達しました。

 【心霊探偵】・・・正直、私は本用語について勘違いをしていました。
本書によると「サイキック・ディテクティブ:超常現象に論理的な説明をつける作業」との事です。
初回手に取った時、「【伝説】だけでも(言い方は悪いですが)胡散臭いのに、ここにきて【特殊能力】発動?」・・・と思ってしまった記憶があります。

 さて、今回の作品ですが

1)本シリーズの場合に該当する作品が多いのですが、《犯人が突飛すぎる》。
 どちらかと言うと犯罪の手法(【トリック】)に重点を置くあまり、犯人の正体がおざなりとなっています。

2)【嘘つきが多い】・・・《犯人》側のミスリードなら良いのですが。
 伏線は多数張ってありましたが、ちょっと多すぎて事態を複雑化しています。
 《メイン》の【トリック】は良かったのですが、他の件が絡み合いすぎていて・・・。
 「他の件を絡ます事で」《メイン》を隠したかったのかも知れませんが、最後の【解明】が「パッ」としない事に・・・(若干、埋没してしまっています)。

というのが私の感想です。

 「あらすじ」は・・・表紙に記載されているのと若干ずれているように思います。

 八月、偶然グラビア・アイドルデビューを飾ったヒロイン「琴葉」達は【保健の先生】に誘われて、伊豆の「別荘」へ・・・。
 そこには【怪談】めいた話が伝わっており、和服の老婆は叫ぶ「呪い殺されたらどうする!」

大分、端折っていますが上記のような内容です。
ただ、「和服の老婆」登場・描写は・・・数頁。まとめたら1頁に到達しないのでは・・・。

表紙の絵は【海・水着】、まさに《夏休み真っ盛り》、内容的にも全体的に【オドロオドロ】しい感じは全くせず・・・「横溝正史」先生(金田一)的な雰囲気を期待してはいけません。(「タイトル」の【心霊探偵】を勘違いしていた初回読んだ時は【不気味な】展開を過大に期待していて・・・ガックリ。)

(記:スッタコ小僧)

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