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2008年3月15日 (土)

【書籍】『犬坊里美の冒険』読破

 「島田荘司」著、著者いわく《新シリーズ》の【推理小説】です。

『御手洗潔』シリーズで登場したあの「犬坊里美」が「司法修習生」となって、【死体消失事件】の容疑者となった男を弁護します。

活発な印象だった「犬坊里美」がいつの間には【泣き虫】に・・・(私の記憶が間違っているのかな)。
でもある意味、【普通】の親近感(および人間味)溢れるキャラクターになっています。

 事件は祭りにて人が溢れている中、境内にある離れの「縁の下」から【腐乱死体】が・・・。
離れを利用していた主婦達はパニック、祭りに来ている警官を呼びに行って戻ってくると・・・死体がない!!。
周りは祭りの人、地面を掘り返した後も隠す場所一つない・・・一体どこへ、わずか5分間程の間に。
 丁度そのとき、縁の下に潜んでいた男が逮捕されて・・・。

といった内容です。

・・・残念、序盤にて《トリック》および《犯人》が分かってしまいました。
最後まで【騙して】欲しかったです。

 ちょっと類似の《トリック》を使用した作品を読んでおり、それと序盤の伏線(ちょっと目立ちすぎました)にて「あっ」と気づいてしまいました。
(最後の法廷の会話運びも予想していたものと変わらず・・・がっかり)

 でも、泣きながらも奮闘する「犬坊里美」の物語として、読み続ける事ができました。
ただ、「犬坊里美」に焦点を当てるあまり、最近の著者の作品に見られる【メッセージ性】・・・今回は「冤罪」についてですが、若干《弱く》・《目立たなく》なっています。

 著者の過去・最近の作品と照らし合わせても、なんだか著者らしくない作品だったなというのが私の感想です。 

(記:スッタコ小僧)

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