【書籍】『五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し』再読
「霧舎巧」著、『私立霧舎学園ミステリ白書』シリーズ第二弾です。
前作の『四月は霧の00密室』と同様に今回も【タイトル】が・・・(後述)。
前作にて(探偵?恋愛?の)【伝説】にちなんだ《運命の出会い》をした二人・・・。
今度は別の【伝説】に巻き込まれてしまいます。
好きな人の誕生日にピンクのペンで描いたハートを送る。
相手の人もその子が好きだったら、もらったハートに水色のペンで
矢が突き刺さった絵を加えて、そこ子の誕生日に返す。
すると・・・キューピットの矢に貫かれた二人は永遠に幸せに。
といった内容です。
上記【伝説】を差出人不明のメールにて受信した二人ですが、その教室で
体をピンクのペンキに塗られ、水色に塗られた矢で胸を貫かれた死体
に遭遇です。
中盤まで読んでいてまず「違和感」を覚えるのは・・・あれ、タイトルにある【アリバイ崩し】は。
まあ、後半【アリバイ崩し】はきちんと出てきますが・・・《弱い・弱すぎ》ます。
前作に引き続き今回も《タイトルが空回り》です。(なにもタイトルで【意表】をつかなくても良いと思うのですが・・・。)
~~
こうして読んでみると「意外と登場人物は絞られていたなあ。」と思います。
『十月~』を読んだ時は(期間が空いた影響が大きいのですが)、忘れている登場人物がたくさんいたと思ったのですが。
各巻の頁数も多くないので、短期間にて読み込むには良いシリーズかと思います。(ある程度冊数が揃ってきた現在、言える感想です。)
(記:スッタコ小僧)
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