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2008年2月11日 (月)

【書籍】『ノーカット版 密閉教室』読破

 「法月綸太郎」さんのデビュー作・・・の【リメイク】ではありません、【ノーカット版】(推理小説)です。

 【ノーカット版】ではない方、デビュー時点の作品も既に読んでいますが、内容を忘れてしまっていたのかそれとも「ノーカット」の影響で全く印象が違っているのか本記事のタイトルは【~再読】ではなく、初回読んだ時と同様に【~読破】としました。
後述しますが、それ程《受けた印象》が異なりました。

 舞台は学校、毎朝早く登校する女生徒が自身の教室のドアを開けようとしますが・・・【ドアが開かない】(※1)
 そこへ担任の教師が訪れ、力任せにドアをぶち開けると

 生徒一人の死体が・・・

 そして奇妙な事に48組の【机と椅子が消失】(※2)していました。

(※1)の【密室】と(※2)の【不可解】な《謎》を孕んだ事件の開幕です。

 本作では【名探偵】は登場せず、学生・・・【素人探偵】が登場、彼の視点にて物語が綴られていきます。

 デビュー当時に読んだ時の事を思い出すと「歌野晶午」氏の『長い家の殺人』と同様に

・・・えっ。

と思う作品だったと記憶しています。(期待を膨らませて読んだ反動か、とても【がっかり】したと記憶に刻まれています。)

 ところが、時を経て本【ノーカット版】を読んでみると

■非常に【努力した跡】が感じられる分、とても好感が持てる作品

となっています。

 まあ、その頃の風潮(?)・影響か

・嫌に【難しく】(難解に)している点
・妙な知識を振り回す点(今回は文学)
・【論理的な推理】に拘った点(拘りすぎているという訳ではないのですが、説明がくどくなっている。)

などが多々見られてましたが(でもなんか「頑張っているな」と感じます)、

・【謎】がメインとなりがちな【本格(?)の欠点】の【動機・事件の背景】に力を入れているのが伝わってくる点

などなどに、私は【好感】を持ちました。(もちろん事件の謎[トリック]も2回目の影響か、十分理解できました。ただ、あの【結末】はちょっと・・・。)

 (著者の作品を含めて、色々な読書経験を経て)今現在、読んだから今回の感想(好感)を持ったのでしょうか。
それとも当時、【ノーカット版】で出していてくれていたら、記憶に刻み込まれた【がっかり】を経験せずに済んだのでしょうか。
 当時に戻れない今となっては【永遠の謎】です。

(記:スッタコ小僧)

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