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2007年7月22日 (日)

【書籍】『九杯目には早すぎる』読破

 「蒼井上鷹」著のタイトル作品を含め、また「九」という数字を意識したのか短編9編を収録した推理小説です。

 中には短編というより、「ショートショート」と呼ぶのが適切な作品も含まれています。

 怪奇/幻想色はなく、日常(※)を舞台にしたちょっと【ブラック】な作品が大多数を占めています。
 
※ 犯罪が発生する時点で既に「非日常」なのでこの表現はあまり適切ではありませんが・・・・・・。

 日常、ちょっとした【足の踏み外し/偶然】などから犯罪に巻き込まれたり、犯罪を犯してしまった人物の顛末を描く作品が印象に残っています。

 前述していますが、【ブラック】と記載したように犯罪物語で「ハッピーエンド」と書くのもおかしいのですが、「ハッピーエンド」になる作品はありません。 (犯人側にとってある意味「ハッピーエンド」になることはあっても・・・。)

 ただ、読了後「暗い/嫌な感じが残る。」といった感想はありません。また、結末が推理/推測できなかったもの以外に意外な所で「どんでん返し」というか「謎」が明かされる作品もあり、楽しめました。

 前述したように作品の結末を読む限り(犯罪小説なのにおかしいのですが、)「後味すっきり」となっています。その点が本作品の(私が感じた)特徴でしょうか。(いくつか同モチーフの作品を書く作家はいるのですが。)

 収録作品のタイトルと題材の簡単な説明およびちょっとした感想を記載致します。

1)大松鮨の奇妙な客
⇒各鮨二カン出されたものを一カン食した後、全てを「ドンブリ茶漬け」にして食べて、店主に追い払われる客の謎です。
 最初のつかみの作品として、「謎」というより意外な「結末」を提示してくれました。

2)においます?
⇒「ショートショート」です。

3)私はこうしてデビューした
⇒作家デビューを志している会社員がネットで知り合った人物に「ストーカー」される話です。「結末」は意外でしたが、そこに繋がる伏線がちょっと弱い感じがしました。

4)清潔で明るい食卓
⇒「ショートショート」です。この短さで記述されていない犯罪結末への想像可能としている点が良かったです。

5)タン・バタン!
⇒偶発的な事件に巻き込まれた普通のサラリーマンの話です。途中まではどんな展開になるのか分かりませんでしたが、事件発生後に結末は予想できました。

6)最後のメッセージ
⇒「ショートショート」の「ダイニング・メッセージ」ものです。この短さで納得のいく作品になっています。

7)見えない線
⇒初めは何の話/どのような話に持っていくのか想像できませんでした。最後、「タイトル」の意味が分かったとき、「ニヤリ」とさせられました。

8)九杯目には早すぎる
⇒「ショートショート」です。ちょっと関連した推理作品を読んでいない人にはきついかな・・・。本書の「タイトル」作品のわりには、ちょっと役不足に感じました。

9)キリング・タイム
⇒後ろにある作者の紹介によると受賞作のようです。ちょっと途中で展開が読めてしまったのが残念です。

~~~(閑話)~~~

 あまり関係のない話です。

 最近、休日に出掛けるのは本当に疲れます。
 人が少ない、午前中早い時間は良いのですが、お昼近くになると「もう大変」です。
 何が疲れるのか考えるとやはり「歩く早さ」の違いでしょう。
 私はどちらかというと歩くのは「遅い」方なのですが、それでも休日、街/お店の中を歩くとき「とてつもなく意識して遅く歩かない」と前の人にぶつかりそうになっていしまいます。
 横をすり抜けるスペースがあれば良いのですが・・・・・・。
 やはり上記「~意識して遅く~」の部分に気を使って疲れるのでしょうか。
 前方はそんなに混雑しておらずスペースがあるのに、(全体の歩みが)遅い・・・・・・。まあ、最近は『「携帯電話」を見ながら歩く人』、『通行路を意識せず立ち止まって一緒にいる人と喋り、(道の)遮蔽物と化している人』などの様々な要因がありますが。

 また、電車の「乗り降り」のマナーでも人事ながら気になってしまいます。(気にするから「ストレス」の原因になるのですが。)
 『並んでいる順序を守らない人』、『降りる人を待たずに、ドアが開いた途端に乗り込む人』など。
 最近では老若男女問わず該当する人がいますが、「子供」が多いですね。・・・※1

※1 『並んでいる順序を守らない人』はお年寄りの方が多いです。まあ、席を譲らない人が増えている中、自衛の手段なのかも知れません。

 小さい「子供」ならまだ、マナーを理解していないのも頷けます。
 一番、性質(タチ)が悪いと言ったら言い過ぎかもしれませんが、「子供」の【親】が一緒にいるにも関わらず、上記「マナー違反」に及んでいる点です。(そして【親】は注意しないと・・・・・・。)

 どうなんでしょう、その【親】の方も「マナー」を教えられずに育てられたのでしょうか。【その「子供」がまた「マナー」を知らずに成長し、また「マナー」を知らない「子供」をと】の連鎖が続くのでしょうか。
 私も注意する度胸/気概がなかったので何も言わなかったのですが、上記【親】と「子供」に対して注意していたら、どうなっていたのでしょう?
 「他人が何を注意するのか!」と憤慨するか、それとも何を注意されているのかも理解できずに「キョトン?」とされてしまうのでしょうか。
 (上記「マナー」は特に教えられるものではないと思っています。普通に他人の事を考えたら行動できる内容ですから。)

 正直、私も人に注意できるほど「常識」がある訳ではありません。人付き合いも少ない方なので、冠婚葬祭の作法などの知識も不足しています。
 「上座・下座」は、体育会系に所属した大学時代に少し、そして社会人になってからやっと身に付いてきました。
 
 社会人初期に親戚が狭い部屋へ一同に会した時、後ろが空いていなかったので目上の方が座っている前を断りなしに通過してしまい、親戚一同に笑われてしまったこともあります。
 (ただ、今だに上記「事件(?)」を得々と語る人がいるのには、閉口してしまいますが・・・・・・。「若い奴は常識を知らない。」と何回でも言いたいらしいです。)

 「a.他人の失敗談を事ある毎に言う人」「b.ちょっとした間違いを鬼の首をとったように指摘する人(何か指摘したいのでしょう。)」、まあ会社などを含めて日常茶飯事です。
 あまり気にしているようでは、やっていけないのですが・・・。
 自分も上記の事をやる人間にはならないようにと気をつけているのですが、「イライラ」している時など前者「a.」をやってしまう時があります。 (連続して同じ人の失敗のフォローが何回も続いて、予定していた作業/スケジュールに影響してきて、つい「ムカッ」と・・・・・・。)
 
 【人こそ人の鏡】という故事/諺(?)があるらしいのですが(私は「他人の振りみて~」で始まる諺が記憶にあったのですが)、

-------------
他人の言動はちょうど自分をうつす鏡のようなもの。
他人を見て自分の至らない点を反省したり、改めたりする参考とせよということ
-------------

を肝に銘じて、自身の行動には気をつけていきたいと思っています。
 
~~~~~~~~~

(記:スッタコ小僧)

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